同じ場所にいると感染するのでインフルエンザ予防投与

有効な治療薬が次々に開発されて市場に出てきたことにより、インフルエンザの脅威はやや小さくなったと考える人も多いでしょう。しかし、依然として高熱をはじめとするつらい症状に苦しめられるこになってしまうという事実に違いはありません。毎年流行するものであって同じ場所に感染している人がいればかかってしまうものだと諦めてしまい、かかったら治療薬を使えば良いと考えるのも一つの考え方です。しかし、できるなら万全の予防をしてインフルエンザにかからないようにする方が望ましいでしょう。インフルエンザの予防にはワクチン接種が有効であり、予想された種類が実際に流行するものと一致していればほとんど感染リスクがなくなります。しかし、時期を逃してしまったり、予想が外れたりしてしまったときには別の方法で予防を行う必要が生じます。治療薬の予防投与はその手段の一つです。予防投与を行っている間は感染する心配はほとんどなくなることから、治療にあたっている医療従事者やハイリスクの患者等の場合にはよく行われています。インフルエンザにかかった人と同じ場所にいると感染しやすいというのは事実であり、1日の多くを同じ場所で過ごす家族がインフルエンザにかかると感染リスクは飛躍的に高まってしまいます。それがインフルエンザの蔓延につながってしまう可能性があるため、そういった場合には患者の家族は保険適用で予防投与を行うことができるようになっています。家族の看病をして自分も感染してしまうということがないように一緒に処方してもらうのが得策でしょう。予防投与を行う際には治療のための投与と用法が異なることにも留意して正しく使用することが大切です。