インフルエンザの予防薬とその使用法は?

冬になると大流行するインフルエンザは、予防が重要になってきます。手洗いやうがい、マスクを着用したり、部屋の湿度を上げる、しっかりと睡眠と食事を摂って、免疫力とを上げるなどの方法をとると良いと言われていますが、それだけでは不安な時にはインフルエンザには予防薬を処方してもらいましょう。インフルエンザの予防薬は治療薬としても使用されているのですが、日本では治療薬以外での使用は医療保険が使用できないため、全額自費負担となります。10日分の処方で6000円程度と高額にはなりますが、受験生などどうしてもインフルエンザで寝込むわけにはいかないという人は、使用を検討してみるのも良いでしょう。
インフルエンザ予防薬には服用タイプと吸入タイプがあり、どちらもインフルエンザウイルスの増殖を抑えることで発症を防ぎます。使用法は、治療目的の場合と予防目的の場合で違ってきます。治療目的の場合の使用法は1日2回5日間使用し、予防目的の場合の使用法は1日1回10日間の使用となっています。予防の効果は薬剤を使用している期間続き、最長で10日間効果があると言われています。インフルエンザウイルスは1個体内に入ると16時間で1万個、24時間後には100万個にも数が増えると言われています。また1~7日間ある潜伏期間の間にもウイルスは体外に排出され感染を広げてしまいます。予防薬を利用することで、万が一ウイルスに感染しても発症を防ぐことができるうえ、他人に感染させる危険性も低下させることが可能です。また、インフルエンザにはA型とB型がありますが、どちらにも効果的な薬となります(C型は感染力が弱く、症状も軽度の風邪と同程度のため、ワクチンや抗ウイルス薬は開発されていません)